2015年2月18日水曜日

京都旅行その3

京都旅行その2からの続きです。

2月1日(6日目)
鈴鹿のホテル前のぎゅーとらにて。
朝、雪がちらついていました。日差しはあったので出発することにしました。

亀山へ走っていると、だんだん雪が強くなっていきました。亀山インター付近の時点では、歩道は雪で覆われていました。車道は全然問題なく走れる状態です。

少し進むと関宿です。雪化粧した昔の町並みもなかなかいいものです。


関宿を越した当たりから吹雪いてきました。道も歩道はなくて路肩も雪が積もっていて走れません。積雪のある部分と車道の積雪のない部分のすれすれのところを走りました。雪で視界が悪いうえに、上りでスピードが出ず曇るアイウェア。車に抜かれるときに、巻き上げられた雪を被ることもありました。とても怖い思いをしました。

とにかく峠を越すことだけを考えて走りました。

越えた後は雪と下りで冷えた体を温めるために、道の駅あいの土山で休憩しました。
ここは温かいお茶が無料で飲めます。この時点で気力が失せ、近くのホテルで一泊することにしました。予約を入れた後、走行距離とチェックインの時間を考慮しながら、道の駅で待機しました。服がぬれていたので寒かったです。空調の当たる席で我慢していました。
再出発することには靴以外は乾いていました。雪はほぼ止んでいたけど、レインウェアを着て出発。

この日泊まる甲賀市内のホテルに着くころには雪は完全に止み、晴れていました。
出掛ける気もなかったので近くのアル・プラザで夕食と朝食用に惣菜パンを買いました。
疲れていたので19時くらいに寝てしまいました。

2月2日(7日目)
予定では栗東あたりまで進んでいたはずだったので、まだ暗いうちに出発しました。甲賀市から栗東まではほぼ平坦で、道も広く走りやすいです。7時半ごろには国道8号の宅屋交差点に着きました。国道8号はすごく渋滞していました。片側1車線ですし、パニアを付けたランドナーでは車道を走るのは危険だと感じました。

栗東からは国道1号を外れて北西へ進み、琵琶湖大橋のほうに向かいます。目的はピエリ守山です。一昨年から去年あたりに「明るい廃墟」として話題になったショッピングモールです。
9時に到着しました。
駐車場に車が1台も止まっていない。不思議に思っていたら、営業時間は10時からでした。どおりで誰もいないわけです。
今では有名ブランドのお店も入っているらしく、とりあえずうまく行っているようです。

1時間も待っているわけにもいかないので、先に進みました。ピエリ守山のすぐ近くに琵琶湖大橋がかかっています。自動車、バイクは有料です。自転車は無料で渡れます。

知人に滋賀県では雄琴温泉が有名と聞き、おごと温泉駅に向かいます。駅前には足湯があるそうです。
走ること約30分。意外と近かったです。おごと温泉駅に着きました。
しかし、なにか様子がおかしいです。
なんと、やっていませんでした。しかたないので、先へ進みました。

琵琶湖沿いのマクドナルドで休憩。
すると知人からメールがあり、滋賀に居るから会いに行くとメールが届きました。1時間くらい旅での出来事や滋賀県の話をしていました。1人旅だと人と話すこともあまりないので励みになりました。

国道161号を南下し、大津市の山を越えると、この旅の目的地、京都府に入ります。
先日は雪の中を走ったので、山科のあさひでチェーンに注油をしてもらいました。

再び、国道1号を外れて三条通を進むと、
旅の最終目的地、東海道の終点、三条大橋です。
やっと京都まで来れました。長かったです。学生時代にも自転車で京都行きにチャレンジしたのですが、初日から3日間連続の雨で断念した経験がありました。それ以来、いつかはやってみようと考えを温めていました。こうして、旅の目的を達成できてとてもうれしかったです。

この日の宿も、スーパーホテルです。せっかくの京都ですが、勝手の分かる宿の方が安心です。
チェックインの時間までだいぶあったので、市街地を走っていました。

祇園巽橋
テレビで京都が取り上げられるときに、ちょくちょく出てくるあの橋です。なにか中国人の観光客がたくさんいたので遠くからとりました。

花見小路通
ここも京都っぽい街並みのある通りです。こちらも旅行者がたくさん歩いていて、ランドナーを押しながら見物するのは苦労します。

そうこうしているうちに時間になったのでホテルに行きました。僕が止まったのは四条のスーパーホテルです。敷地内に自転車を止めておけるところはなかったので、となりの公園前にとめました。
三条通、四条通、烏丸通付近は自転車通行禁止のところもあるし、止められるところも少ないので、自転車で来る場所ではなさそうですね。

ホテルでお風呂に入った後、夕食を食べに出かけました。新京極通内のうなぎ屋さんで鰻にゅうめんをいただきました。
帰りに八ッ橋を購入しました。一応、京都に行ってきました的なお土産です。試食用にと八ッ橋と最中をもらいました。

自転車で京都まで来れましたし、お土産も買ったし、当初の目的は達成しました。
東京から京都までの走行距離は、手元のサイコンによると597.56kmでした。1日は雨で走らなかったので、1日当たり約100kmです。天気さえ良ければ、宿泊でのツーリングで1日100kmというのは思っていたよりも楽でした。
次に京都へ来るときは自転車ではなく、電車かバスで普通に観光したいです。

2015年2月13日金曜日

京都旅行その2

京都旅行その1からの続きです。

1月29日(4日目)
朝7時。ネットカフェを出発。

天竜川を越えて、国道1号を南下し、旧東海道へ。しばらく進むときれいな松並木の通りにはいりました。

この松並木を抜けると浜名湖に出ます。浜名湖の対岸の間に弁天島があり、いい感じの景色です。

潮見坂を上って内陸へ入っていきます。ほどなくして静岡県から愛知県に入ります。

この日も向かい風でした。潮見坂を上った後は下りが続きますが、向かい風のせいでスピードはそれほど出ません。愛知県は道幅が広い分交通量も多く、走りやすい代わりに精神的に疲れやすいです。

途中の藤川宿に立ち寄りました。
オカザえもんグッズも売っていました。オカザえもんはふなっしーと同じ自治体の非公式キャラらしいです。初めて知りました。

岡崎市のスーパー銭湯「ふろ屋」
500円と安いです。休憩所には小さいながら漫画コーナーがありました。

この日の宿は岡崎の快活クラブ。
翌日は1日雨の予報。

1月30日(5日目)
予報通り朝から雨。
雨の日は走らないと決めているので、この日は休息日にしました。
夕方までネットカフェにいて、そのあとことぶきの湯に行ってきました。

1月31日(6日目)
雨は上がり路面も乾いていました。この日の目的地、鈴鹿へ向かいます。
やはり愛知県は道が広く走りやすい。名古屋市内は橋や交差点さえ気を付けていれば特に問題ないです。

国道1号をまっすぐ行くと木曽川を渡り三重県に入ります。
三重県に入ると急に追い風になり走行が楽になりました。

四日市市あたりで雪がぱらついてきました。
翌日は鈴鹿峠を上るのにちょっと不安になりました。そしてその不安は見事に的中します。

四日市市から国道1号をそれて鈴鹿市のスーパーホテルで一泊しました。
料金はネットカフェの3倍近くするけど、完全な個室で落ち着きます。コインランドリーもあるし、温泉もあるのでたまにはいいかもしれません。

ホテルの目の前にあるスーパー「ぎゅーとら」で大内山コーヒー牛乳を購入。
牛乳の味がしっかりしていておしかったです。

続きはまた今度。

2015年2月12日木曜日

京都旅行その1

自転車で東京から京都まで行ってきました。その行程をまとめていきます。

1月26日(1日目)
朝5時ごろ出発。夜から雨が降る予報で、早めに予定している秦野に着くよう出発も早めにしました。近所のセブンイレブンで雨の日に出かけるようの折り畳み傘を購入しました。

日本橋に着くころにはすっかり明るくなりました。が、せっかくのスタート地点なのに写真とるのをすっかり忘れていました。
しばらくは国道1号をまっすぐ走ります。戸塚のバスセンター前交差点で左折。藤沢市用田がちょっと分かりにくいです。何度か信号で曲がらないといけません。用田バイパスができればまっすぐ行けるようになると思います。

国道246号に入り、伊勢原市坪ノ内交差点から斜度5%の上り坂になります。初日で慣れていないためか、かなりしんどかったです。
秦野市内に入った時点で14時過ぎ。できれば御殿場まで行きたかったけど、もうあと40kmしかも上りを走るのは無理と判断して、秦野で一泊。
お風呂は万葉の湯で入ってきました。入館料1800円。スーパー銭湯としてはかなり高いです。ホテル併設なのでここに泊まるほうが割安かもしれません。アメニティ類はすべて揃っているので、着替えだけ持っていけば大丈夫。
この日は快活クラブで一泊しました。

1月27日(2日目)
自転車を誰かによって破壊されて旅を断念する、という悪夢によって目が覚めました。
朝6時、快活クラブで朝食にカレーとサラダを食べました。快活クラブでは6時からモーニングのメニューが出るので、その中から1品とサラダをいつも食べています。

外に出てみると曇り、深夜に降っていた雨は上がっていました。

秦野を出て松田の当たりで完全に晴れました。籠場交差点付近から富士山

松田から御殿場まで400mの上り。静岡県に入ってすぐのローソンで小休憩。

ここから先、国道246号は自転車通行禁止になります。生土交差点で県道394号に入ります。
ちょうど御殿場駅あたりがピークで、そこから沼津までゆるやかな下りが続きます。途中のコンビニで昼食。

沼津からは国道1号ではなく海沿いの県道380号を走ります。岸壁からは駿河湾が一望できます。
県道380号は海岸沿いに1直線なので飽きてきます。

富士市に入ると少し高いところからきれいに富士山が見えるようになります。

16時ごろ早めに風呂に入りに湯らぎの里へ行きました。シャンプーやボディソープはあるのでタオルだけ持参していきます。平日650円。

この日の宿も快活クラブ。

1月28日(3日目)
朝5時出発。磐田まで走る予定だったのでまだ暗いうちに出発しました。
5時半、富士川橋

由比駅近くの寺尾の交差点は完全になくなっていました。北から行くとY路地になっていて左方向は自転車通行禁止になっているので、右に曲がります。
そのまま数十メートル進むとまた道が二手に分かれます。ここも左は自転車通行禁止なのでまっすぐ進みます。
一方通行のため少し逆走することになりますが、案内も出ているので気にせず直進します。
直進すると歩道橋があります。静岡方面へ向かう道路へ渡るときれいな歩道があるのでここを走ります。
富士由比バイパスは自転車通行禁止の区間があり車道も高規格なので歩道を走るのが安全です。

7時ごろ、清水駅到着。

宇津ノ谷峠手前のコンビニで小休憩。
宇津ノ谷峠は標高も低くきつくありませんでした。御殿場のほうがきついです。

島田市の大井川橋。大きい橋は基本的に歩道を走るのが良いです。
橋を渡ると上りになります。ここも結構きつく、平均約5%の斜度があります。
小夜の中山トンネルを抜けると八坂ICまで下り坂。

この日は西からの向かい風が強くて、平地でも時速15kmを切ることがありました。
掛川からはきつい上りもなく、何とか磐田まで来れました。
約100kmの道のりでしたが、14時過ぎに到着できました。早く着いたのでマックで休憩しました。柵に自転車を立てかけて店内で休んでいると、強風で自転車が倒れてしまいました。自転車は走行には問題ありませんでしたが、左側下ハンのバーテープが破れてしまいました。東京に帰ったら巻き直します。

洗濯をしようと考えていたら、干すものがないことに気が付き、近くのドラッグストアでハンガーを購入。

スーパー銭湯ななつ星のある通り沿いのコインランドリーで洗濯しました。薄暗くてちょっと入りづらいです。でもこの感じがいいんですよね。

この日はアプレシオで一泊。きれい目でブースがやや広めだけど、トイレ2階にしかなくて、そのたびに上り下りするのが面倒。

続きはまたあとで。