ルノーのプラチナライト8の後輪をクイック化しました。ハブ軸交換はスプロケを外して軸を交換するだけだと思いきや結構苦戦しました。
まずはスプロケを外そうと思ったのですがシマノのボスフリー外しではスプラインに届きません。
そこで新たに用意したのがパークツールのFR-1.3
DNP製のボスフリーはスプラインが奥のほうにあるのでこれが必要です。
無事外せました。
クイック化の中空シャフトを2本用意しました。
1本はアマゾンで買った中華製
もう1本はシマノ製(FH-RM30-7S用)
中華製は長さ145.4mmとシマノの146mmよりわずかに短いです。
フレームに当たる面積が大きい方が強度的に有利だろうと考えシマノ製のでやってみます。シマノ製のは一方のネジ山が短く切ってあるのでそちらを反チェーン側で使います。
玉押しをねじ山の無くなるぎりぎりまで移動させて組んでみます。
やはりリムがセンターに来ませんでした。
シマノの中空シャフトはカセット用のハブに使われているもので、チェーン側のねじ山が短く、玉押しをリムがセンターに来るまでねじ込むことができませんでした。ダイスでねじ山を立てることも考えましたがそこまでの手間をかけるつもりはないので中華製のシャフトにしました。
ねじ山を立てる検討をしてたときに分かったことですが、中華製の中空シャフトのネジサイズが標準の後輪軸と同じでした。
だからどうだということは無いですが、混ぜて使う場合は注意です。
中華製ので組んだらキチンとセンターになりました。
スタンドを外してスッキリしました。
気になった点は7速に入れるとチェーンとフレームが干渉しそうなところです。
もともと1mmのスペーサがあったのですが抜いています。抜いた分チェーンとフレームの隙間が狭くなってしまいました。10kmほど試走しましたがフレームに傷がつくことはありませんでした。
ハブ軸が変形したら擦りそう。(ボスでガンガン踏んで走ると軸が曲がるのはよくある話)
とりあえずクイック化はできたので折りたたんでみます。
フォークにウレタンクッションを貼り付けます。
後のエンドにもウレタンクッションを貼り付けます。
クイックも左右変えました。
いい感じに折りたためました。
前回、ハンドルステムに貼り付けたウレタンクッションがフレームへの傷を防止しています。
フォークとリアエンドに貼り付けたウレタンクッションも同様にハンドルに直接触れるのを防いでいます。
百均で買ってきたゴムバンドで2つの車輪を留めることでハンドルによるガタを防ぎ、二つ折りの状態を保持します。
プラチナライト8と一緒に購入した輪行袋に入れてみます。
問題なく入りました。
これでプラチナライト8で輪行するための下準備はできました。あとは他の用品などの細かい調整をしていきます。