シマノのコッタレスクランク抜き(TL-FC10)とホーザンのヘッド回し(C-205)を購入したので、BBをグリスアップしてみました。
参考にしたのは
Takaよろず研究所です。
まずフィキシングボルトを外します。
フィキシングボルトというのはクランクをBB軸に固定しているボルトです。
クランク抜きに14mmのボックスレンチが付いているのですが、14mm×15mmのラチェットレンチがあればそれで充分です。この向きにすると体重がかけられるので外しやすいです。
僕のミヤタのフィキシングボルトはナット状でした。
次にクランク抜きでクランクを外します。
クランク根本の内側にはねじ山が切ってあるので、そこにねじ込んでいきます。
ねじ込んだ状態で、ボックスレンチになっているほうをモンキーレンチで締めこんでいきます。
シャフトが押し出されることでクランクが抜けます。
チェーン側も同様に外します。必要に応じてチェーンケースも外します。
次にロックリングをヘッド回しで外します。ロックリングとは、ワンが動かないようにするものです。
チェーン側は外しません。外さなくてもできます。ちなみにチェーン側は逆ねじになってます。
ワンを外します。一般車のワンは2種類あり、僕のはこれ。
このタイプはヘッド回しでいけます。固く締めるものではないので。一応ワンのねじ山をつぶさないよう注意です。
ワンを外すと左右のベアリング・シャフトが外せます。
パーツクリーナーでリテーナーの中まできれいにします。
ついでにシャフトとワンもきれいにします。
グリスを塗ります。今回使ったのはシマノのやつです。
別にシマノでなくてもホームセンターにある安いので大丈夫です。
リテーナーの内側もしっかり塗る。
戻すのは基本的にばらすときの逆のことをすればいいので省略。
ロックリングを締めこむと、ワンも少し供回りするので、その分を見越してワンを少し緩めにしておきます。
シャフトを回してゴリゴリ感、クランクを引っ張ってガタが無ければOKです。