2015年6月25日木曜日

東京センチュリーリース(8439)第46回株主総会

2015年6月25日 10時~
富士ソフトビル5階 アキバホール
所要時間:約50分
お土産:なし

東京センチュリーリースは、2009年に東京リースとセンチュリー・リーシング・システムが合併してできたリース大手の会社です。最近は自動車のレンタルや航空機のリースにも乗り出しています。

去年も出席して、今年と比べると出席数が減ったように感じました。招集通知にお土産の取り止めが書いてあったので、個人株主が減ったのでしょう。
日本水産も6月25日の同刻開始ですから、両方持っている方はそっちに行ったんじゃないでしょうか。日本水産の場合は第100期ですから記念の何かがあるかもしれませんし。


質疑応答(メモを基にしてるので完全なものではありません)

問1.ROA(総資産利益率)が他の業種より低い。
答1.当社は約2%で業界では最高水準である。業界の平均は1.5%くらい。もともと金融業は他の業種よりROAが低い傾向にある。

問2.売上高に比べて借入高が多くないか。どのくらいの金利で借り入れているのか。
答2.リース業の売上は特殊な計上をしている。一般的な金融業では金利を売上高として計上しているが、リースでは契約高を5年で割って売上高として計上している。このためリース業は金融業よりも売上が大きくなる傾向にある。
借入は製造業でいうところの原材料に当たり、どれだけ原材料を調達できるかは信用によって変わってくる。借入はすべて無担保であり金融機関も信用してくれている。

問3.外国人株主と個人株主の状況を教えてほしい。
答3.金額の面で見ると個人株主の割合は5%、外国人株主が12%である。

問4.芙蓉総合リースよりも株価が低い。
答4.マーケットでは企業がどのくらいの会社なのかを評価するときには株価ではなく時価総額で評価する。発行済み株式数が少なければ株価は高くなる。時価総額では我々の方が圧倒的に大きな会社であると言える。

問5.配当を増やしてほしい。
答5.成長が見込めない事業や会社では配当性向が高いところもある。利益を留保することで、新しい分野に進出したり成長を促進させることができる。

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