2016年6月30日木曜日

日本水産(1322)第101回株主総会

2016年6月28日 10時~
ロイヤルパークホテル 3階「ロイヤルホール」
所要時間:約80分
お土産:自社製品の詰め合わせ

日本水産の株主総会に行ってきました。
日本水産は水産物の加工食品や冷凍食品の製造大手の会社です。最近は魚油成分を利用した健康食品にも力を入れています。

去年は別の総会に出席したので2年ぶりです。
お土産は自社製品の詰め合わせ
缶詰はスルッとふたではなく普通のプルトップで開けるやつでした。

質疑応答(メモを基にしてるので完全なものではありません)

問1.南米の養殖事業は黒字なのか赤字なのか、収益の柱にしていくつもりなのか。
答1.南米の養殖事業は赤字である。病気が養殖のコスト上昇の要因である対策を打つ。販売価格は上昇傾向にあり、黒字化は近いと考えている。
世界の水産物の中で天然物は資源管理をうけて頭打ちとなっている。現在は養殖がかなり増えてきている。日本水産では国内で鰤の養殖を行っている。
日本水産は漁労をしていたが養殖に力をいれている。他社と違う魚を作り差別化を図る。 

問2.高純度EPAに関する特許が切れ後発医薬品との競争が発生している。新興国に進出しないのか。対策はあるのか。
答2.1990年にEPA医薬品が承認され国内では日本水産の高純度EPAが普及している。アメリカではEPAとDHAの混ざったロトリガが普及している。2013年にアメリカでEPAの純度の高いロトリガが発売された。
高純度が体にいいのか、ロトリガのようなEPAとDHAの混ざったのが良いのかは現在試験中である。
高純度EPAの市場は日本とアメリカのみだが、パートナーの持田製薬と外国市場を開拓中である。

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