2014年6月20日金曜日

東京センチュリーリース株式会社(8439)第45回株主総会

2014年6月19日 10時~
富士ソフトビル5階 アキバホール
所要時間:約75分
お土産:資生堂パーラーの焼菓子

東京センチュリーリースの株主総会に行ってきました。
東京センチュリーリースはお店の椅子から飛行機までさまざまな物をリースしている会社です。
2009年に東京リースとセンチュリー・リーシング・システムが合併してできたみずほ系のリース大手です。

高い配当と優待のクオカードが目的で買った銘柄です。
総会には3年ぶりの参加です。

以前参加した時はレトルトカレーがあったような気がします。
今年はお菓子のみ。

質疑応答(メモを基にしてるので完全なものではありません)
問1.昨年、みずほ銀行の反社会的勢力との関係が報道された。そういった問題の対応はできているのか。
答1.反社会的勢力の疑惑のある契約はないことを確認している。契約時にも客様に暴排条項を確認して締結をしている。

問2.個人株主の数が減っている。長期保有の個人株主をどう増やすのか。
答2.個人株主の増減が激しい。決算期を過ぎると3000人ほど減る。
100株保有の株主に対しても優待の優遇制度を設けてはどうかという意見はある。
100株で優待を受けると利回りが約1%上がり、株主の公平性を欠く恐れがあるのでそれ以上は難しい。

問3.オート事業でオリックスを追い抜くために中小の企業と提携はしないのか。
答3.顧客基盤が広いという利点を活かして追撃していく。提携については具体的な回答を控える。

問4.LCCのジェットスター・ジャパンに出資したが、最近LCCの調子があまり良くない。
答4.現在は創成期にある。6月に関空がハブ港として開港した。年末には国際線の開始を検討している。

問5.従業員の平均年齢が毎年上がっている。若者が定着していないのではないか。人手不足に陥らないのか。
答5.昭和60年ごろに大量採用を行っている。彼らが平均年齢を押し上げている。
新卒・中途採用を積極的に進めており、人員構成の歪みを改善していく。

問6.中国で始めたファクタリング事業のカントリーリスクはあるのか。
答6.中国に進出している日系企業の売掛債権を買い取っている。不払いが発生した場合、買戻しの条件を付けている。
為替リスクも人民元で取引しているため基本的には発生しない。

問7.定款を変更して売電事業を行うが、原発が再稼働しても事業として成り立つのか。
答7.震災前の電力供給の約50%は原子力によるのもだった。再稼働はありうる。
しかし、再生可能エネルギーの活用は世界的な流れであり、日本でもこの傾向は続く。
太陽光による電力の買取価格は20年間保証されている。投じた資金はその間にほぼ回収できる。

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