2020年10月29日木曜日

ヤマハ PAS BraceXL チェーン一式交換

 ブレイスXLでのペダリング時に違和感が出始めたのでチェーン一式交換しました。こぎだし時や上り坂などの大きなトルクが掛かるときにガチガチ音がするようになりました。この手の異音はチェーンやスプロケの摩耗が原因のことが多く、自転車の場合はチェーンとスプロケ一式を交換するのが良いと聞きます。


車体からチェーンとスプロケを外して観察。

交換するのは、チェーン、チェーンリング、後輪のスプロケ、モーターギア、テンショナーの5点です。


外したチェーン

内側のプレートに汚れがこびりついています。


外したチェーンリング

谷になっているところの汚れがすごい。


外した後輪のスプロケの裏側

なぜか裏側の方が汚れがすごかった。


外したモーターギア

スプロケットのなかではもっとも汚れが少ない。


それぞれ清掃して新品と見比べてみます。


チェーン



上が外したチェーンで、下が新品のチェーン

外したチェーンは1リンク以上伸びていました。


チェーンリング

左が外したチェーンリングで、右が新品。

新品の上に外したのを重ねてみたけど、摩耗しているようには見えなかった。


後輪のスプロケ

左が新品で、右が外したスプロケ。

摩耗はほとんど見られない。


モーターギア

左が新品で、右が外したモーターギア。

重ねてもほとんど摩耗具合はわからない。


新品との形状の比較の結果、高負荷時の異音・違和感はチェーンの伸びが原因の可能性が高いことがわかりました。逆に8700kmも走って且つ注油のみで洗浄してこなかったのにスプロケの摩耗がほとんどなかったことに驚きました。


チェーンはスプレーの注油だけでなく、注油前に洗浄することで摩耗の進み具合を遅らせられると思います。今まではスプレーの注油だけだったので、ローラー内の汚れに阻まれて油が内部まで行き渡らなかったのだと思います。とはいえ洗浄する手間を考えると、注油のみでいいのかもしれません。

2020年10月2日金曜日

ヤマハ PAS BraceXL シフトレバー不調の原因究明

 普段使いしている BraceXL のシフト操作がうまくいかなくなりました。

すでに新しいものと交換しているのですが、その原因を探ってみました。


症状としてはワイヤーを引くレバーの空振りと、そのレバーが押し込んだ後に戻ってこないというもの。

前者に関してはグリスが固まる等でラチェットの動作の悪化が原因の場合がほとんどで、スプレーオイルを吹き付けて馴染ませることで改善しました。

後者の改善方法が分からなかったので分解してみました。

ワイヤーを引くレバーを外したところで原因がわかりました。


原因はぜんまいばねの破断でした。

見えづらいけど割れて途中からなくなっています。


もう一方はレバーの裏に残っていました。



破断したぜんまいばねの全体



錆か使用による金属疲労でしょう。

シマノもここまで小さい部品は販売していないので、シフトレバー丸ごとの交換になります。


BraceXL のシフトレバーはアルフィーネの SL-S503 で内装8段のローノーマルです。

現行は SL-S7000 で SL-S503 はアルフィーネとしては一つ前のモデルとなります。

調べてみたら SL-S503 はネクサスに入れられていました。

内装8段のローノーマルのラピッドファイヤはこれしかないですし、しばらくは廃盤にはせずネクサスとして残るのではないでしょうか。

2020年3月7日土曜日

ヤマハ BraceXL 後輪パンク チューブ交換

ブレイスの後輪でパンクしたのでチューブ交換をしました。パッチ修理の手間を考えると交換してしまうのが手っ取り早いです。
近くの自転車屋でチューブを購入。

いつも通りチェーンを切ります。

カセットジョイントからシフトワイヤーのナットを外します。

ナットを緩めると後輪が外れるので、タイヤも外して中のチューブを確認すると穴が開いていました。

タイヤを確認したら長さ3ミリくらいの金属片が刺さっていました。

チューブを交換して車輪を戻したら完了

ブレイスを購入してから6769kmでのパンクでした。過去に2回パンクしていて、タイヤは摩耗し始めているので次パンクしたらタイヤごと交換になると思います。