2012年8月16日木曜日

BBグリスアップ

シマノのコッタレスクランク抜き(TL-FC10)とホーザンのヘッド回し(C-205)を購入したので、BBをグリスアップしてみました。



参考にしたのはTakaよろず研究所です。

まずフィキシングボルトを外します。
フィキシングボルトというのはクランクをBB軸に固定しているボルトです。

クランク抜きに14mmのボックスレンチが付いているのですが、14mm×15mmのラチェットレンチがあればそれで充分です。この向きにすると体重がかけられるので外しやすいです。

僕のミヤタのフィキシングボルトはナット状でした。

次にクランク抜きでクランクを外します。
クランク根本の内側にはねじ山が切ってあるので、そこにねじ込んでいきます。

ねじ込んだ状態で、ボックスレンチになっているほうをモンキーレンチで締めこんでいきます。
シャフトが押し出されることでクランクが抜けます。

チェーン側も同様に外します。必要に応じてチェーンケースも外します。

次にロックリングをヘッド回しで外します。ロックリングとは、ワンが動かないようにするものです。
チェーン側は外しません。外さなくてもできます。ちなみにチェーン側は逆ねじになってます。

ワンを外します。一般車のワンは2種類あり、僕のはこれ。
このタイプはヘッド回しでいけます。固く締めるものではないので。一応ワンのねじ山をつぶさないよう注意です。

ワンを外すと左右のベアリング・シャフトが外せます。

パーツクリーナーでリテーナーの中まできれいにします。
ついでにシャフトとワンもきれいにします。

グリスを塗ります。今回使ったのはシマノのやつです。
別にシマノでなくてもホームセンターにある安いので大丈夫です。

リテーナーの内側もしっかり塗る。

戻すのは基本的にばらすときの逆のことをすればいいので省略。
ロックリングを締めこむと、ワンも少し供回りするので、その分を見越してワンを少し緩めにしておきます。
シャフトを回してゴリゴリ感、クランクを引っ張ってガタが無ければOKです。

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